2016/07/05 22:58

 

▼ はじめに、なぜこのアイテムを紹介する理由を教えてください。

 

 彫りを専門とする職人は、銅板を使って練習をします。

彫りは鏨(たがね)という道具を使い、様々な線を彫ったり、和彫り、洋彫り、石留めなどの技術を磨きます。

これまでの緋銅作品は、これと同じ純銅の銅板を使用していました。

 

前回、1本1本線を罫書いた銅板で作った作品を紹介しました。

腕を磨く職人たちが1本1本真剣に丁寧に何度も何度も、練習を繰り返し、裏表にびっしりに刻まれたものは、真っ直ぐではなく、線の太い・細い、線の深い・浅いなど不揃いです。

 

ただ、これは最後は必要が無くなり、捨てられてしますのです。

ならば、これを作品として活かせないか…

 

そして、この作品が誕生したのです。

▼ このアイテムのおすすめポイントは何ですか?(使い方の具体例やディテールなど)

何と言っても、光の反射の強い緋銅の特徴と、鮮明な自然の緋色は目を引きます。

さらに、この不均等に彫られたところが、明暗となり、キラキラします。 

また、大きさの割に軽いというのは、ピアスをされる方にとって気軽にできる要素です。

 

▼ このアイテムをどんな人にどんなふうに使って欲しいか教えてください。

銅は、結婚7周年の銅婚式になりますので、やはり結婚7周年の記念品として贈って頂けたら嬉しいですね。

また、緋色は気持ちを高めてくれます。

ネイルと合わせて、口紅に合わせて、など、ここぞという時の小物として身につけて欲しいです。 

 

▼ 最後に結びの言葉をお願いします。

ブランド名の灯~AKARI~は、緋銅は火色色着法であり、銅に火をいれる技法です。

99%純粋な銅に、職人が念、情熱を込めて刻んだ銅板。これまでは、陽の目をみることなく、埋もれていました。

その銅板が作品として、世の中に出ていくことで、彫り職人という存在に光があたり、またその仕事をやりたいという若き人財が生まれるように。

灯という感じにしたのは、火という漢字にこだわりました。

AKARIは、銅は古来「あかがね」と言われ、金や銀と同じように馴染みの在るものです。

人々の暮らしや文化に再びこの銅作品が根付くようにと想いを込めました。