2016/09/28 10:58

 

 飾り屋くりむそんオリジナルブランド
灯~AKARI~シリーズで、初となる緋銅のブレスレットが完成しました。

もともと、歴史を遡っても、緋銅は装飾品として有名な代表作品は数がとても少なく、そのため一部の人にしか知られていません。

故に、日本伝統技法と言われてても、その技法はしっかりと継承されている訳ではありません。

例えば、今回ご紹介しているブレスレット

銅のプレートは全部で9枚使用しています。

1枚ごとに、切り出し⇒削り⇒穴あけ⇒磨き⇒フィニッシュ(磨き)⇒緋銅

最後の緋銅の作業については、1枚のプレートに合わせた、火の大きさ、火の強さ、火の当て方など、を考えながら行います。

しかし、それでも緋色、色ムラ、裏面の色合いなど、全部を均等に仕上げることは非常に困難な作業なのです。

この9枚の仕上がり具合なら、灯~AKARI~ブランドとして自信を持って作品にできるレベルになりました。

このブレスレットが唯一無二というひとつの理由です。



そこそこボリュームのあるブレスレットなので、腕元はシンプルに、これだけで身につける感じが良いと思います。

秋や冬のコーデには、使い勝手のよいアイテムです。

銅の厚みは1mm、長方形ですが、4隅と4辺の角は少し丸みを出して、つけ心地まで配慮しています。

裏面にも異なるデザインが施されていますので、裏を向いてもそんなに気にしないで使って頂けます。


 

 

素材には銅を使用しています。

結婚7周年は銅婚式ですので、結婚7周年の記念品として贈って頂けたら嬉しいです。

緋色は見る人を惹きつける色でもあり、身につける人の気持ちを高めてくれます。

銅という素材をそれぞれの職人技を掛け合わせたブレスレットは、落ち着いた印象の大人コーディネートとして

ワンランク上のオシャレスタイルのアイテムとして使って欲しいです。 

このブレスレットが唯一無二という2つ目の理由です。

 

 

この銅の平板プレートを使って作ったのが、今回ご紹介したブレスレットです。

彫りを専門とする職人は、銅板を使って技術を磨き習得していきます。

彫りは鏨(たがね)という道具を使い、様々な線を彫ったり、和彫り、洋彫り、石留めなどの技術を磨きます。

これまでの緋銅作品は、これと同じ純銅の銅板を使用していました。

腕を磨く職人たちが1本1本真剣に丁寧に何度も何度も、練習を繰り返し、裏表にびっしりに刻まれたものは、真っ直ぐではなく、線の太い・細い、線の深い・浅いなど不揃いです。

真ん中に穴が開いているのは、石留めの練習の跡です。

ただ、これらは最後には必要が無くなり、捨てられてしまうのです。

もちろん、プロの仕事としては未熟かもしれませんが、1本1本に熱意、想いが刻まれているものばかりです。

ならば、これを作品として活かせないか…

そして、誕生したのが、灯~AKARI~です。

99%純粋な銅に、職人が念、情熱を込めて刻んだ銅板。

これまでは、陽の目をみることなく、埋もれていました。

その銅板が作品として、世の中に出ていくことで、彫り職人という存在に光があたり、

またその仕事をやりたいという若き人財が生まれるように。

灯という感じにしたのは、火という漢字にこだわりました。

AKARIは、銅は古来「あかがね」と言われ、金や銀と同じように馴染みの在るものです。

人々の暮らしや文化に再びこの銅作品が根付くようにと想いを込めました。

このブレスレットが唯一無二という三つ目の理由です。